勤務医が法人を作って経費を使うということ

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今日の資産。
円高が進んでFXと外国株投資信託のパフォーマンスが悪いですね。
 
 
 

経費としてものが買えるとしたら何を買ってみたいですか?
 
ドイツ車ですか?
 
MacBook Proですか?
 
はたまたタワーマンションでしょうか?
 
 
 
はい。
 
いずれも会社の経費で購入できます。
 
実際には30万円以上の物については資産として単年度では全て経費にはできず、減価償却をしていかなければなりませんが、いずれにしても経費として買える事には変わりありません。
 
経費として買うとどれぐらい節税できるかは考え方によって幅があるのですが、本来個人としてもらっていた場合は最大半分以上が税金で持っていかれることを考えると、10,000円のものを約5000円で変えた計算になります。
美容外科の大家、高須克弥氏は領収書を「何でも半額券」と呼んでいます(笑)
 
もちろん何でも経費にできると言う事でもありません。
例えばレストランで仕事関係の会食は経費にできますが、完全にプライベートな食事は経費にすることができません。
 
税務調査で「本当に社用の食事であったのか」を徹底的に調査されるかというとよほど高額(100万円とか)でもない限りありません。
税務調査官というのは調査のコスパをとても意識しますし、基本的に公務員ですから仕事に大した熱意は持っていません。
ほんの数万円の追徴のために人と時間を使って裏をとる(反面調査と言います)なんてしないのでしょう。
なので世の社長さん達は、かなりいい加減な運用されています。
皆さんもファミレスで、明らかに家族の会食なのに領収書をレジでもらっている人を見たことはありませんか?
 
また経費の中にはグレーゾーンもたくさん存在します。
この辺は納税者の良心(笑)に委ねられているわけですが、基本的にはちょっとでも社用だと主張できそうなものは経費に全ツッコミです。
 
例えば社用車としてベンツを買ったとします。
 
ベンツはプライベートでも使われるわけですが、こういう境界が曖昧なものは全部法人の経費にしてしまえばいいのです。
個人事業主だと按分と言う考え方があって全額経費にできないんですが、法人の場合は基本的には大丈夫です)
他にも書籍代、家賃、携帯代、いろんなものが経費にできます。
経費にできないものを探す方が難しい位です。
 
経費にできないものとして例を挙げると、スーパーで買った食料品や衣料品でしょうか。
いくら仕事で使うと主張してもスーツなどは無理みたいです。
 
昔の節税の本を読むと、商品券を買ってそれで食料品は購入し、商品券自体は販促で配った事にして節税(脱税)してたらしいですが、今は流石に通らないだろうと思います。
 
こうやって経費を使っていくと法人の利益が見かけ上どんどん減っていきます。
私の場合ですと、法人の売り上げが年間1500万円以上あるのですが、経費をそれ以上に使っているため経常利益としては赤字になっています。
 
いかがでしょう?
 
サラリーマン(勤務医)にとっては夢のような生活ではないでしょうか?
実際に私はこの方法を使って輸入車を二台持ち、高級分譲マンションマンションの最上階に賃貸で済み、週末は高級レストランでの食事を楽しんでいます。
また旅費も経費になるため、どこに旅行に行くにも飛行機代や新幹線代が苦になりません。
 
 
…そんなの全部税務調査で示されるだろうって?
 
問題ありません。
 
私は法人を運営して10年以上が経過しています。
その中で税務調査を受けたことももちろんあります。
 
経費をバンバン乗っける会計をしていますが、調査では一切否認される事はありませんでした(これを申告是認と言います。税務調査官からすれば時間を割いて調査したのにボウズですから恥ずかしいことです)。
 
法人としては売り上げも小さく経常利益は赤字、更に過去には申告是認になっています。
今後は私のところに税務調査がくる可能性は低いだろうと思います(ゼロではありませんが)。