貧乏はお金持ち
私が多額の税金にうんざりしている頃、運命的な書籍との出会いがありました。
それが表題の橘玲著「貧乏はお金持ち」です。
この本は橘玲氏のベストセラー「黄金の羽根の拾い方」のスピンオフです。
黄金の羽根の拾い方では、世の中に存在する構造的な歪みから儲かる仕組みを見つけ、それを利用して経済的に成功するためのノウハウが語られています。
内容が内容だけに、「お金儲けは汚い」と考える人は頭から湯気を出して怒り出しそうな内容です。
「貧乏はお金持ち」では、その本で語られていたサラリーマンと会社の新しい働き方の形がより詳細に解説されています。
これは書籍刊行から15年以上経った今でも示唆に飛んだ内容で、最近では電通がこの形を取り入れたことでニュースになりました。
今でも日本型の終身雇用に幻想を抱いている一部の層は非難する向きが多いようですが。
これひとつとっても橘玲の先見の明が際立ちますね。
さて、この本に書いてあることをもざっくり説明すると
「サラリーマンは税金と社会保険料で年収の1/3以上を知らぬ間に国に収奪されているのにほとんどが気づいていない。
そのままではいくら給料が上がっても絶対に経済的に成功することはない。
そこから抜け出そうと思えば、法人(マイクロ法人)を立ち上げて社長となり、自分がいた会社との間で業務委託契約を結び、今までもらっていた給料を法人へ報酬という形でもらうしかない」
ということです。
どうでしょう。
ご理解いただけたでしょうか?
ここだけ読むとピンとこないかもしれません。
が、分かる人には分かっていただけると思います。
なぜこの方法がすごいかと言うと、法人は経費を使って見かけ上の所得を減らすことができ、税金と社会保険料を圧縮することができるようになるからです。
私の例で言うと私は年収三千万円で収入の約4割を税金と社会保険料で国に奪われていたという話を先日までのブログでしました。
しかしながら私は法人を立ち上げるというスキームを使って、現在負担している税金は収入の約1割程度まで圧縮できています。
4割から1割ですよ?
額で言うと1300万円以上支払っていたのが300万円以下になりました。
すごくないですか?
これはサラリーマンである限り、医者であろうとが外資系企業あろうと絶対に不可能です。
法人での節税方法を知ってしまうと、例えば個人で使える住宅ローン減税なんかは焼け石に水です。
私は税理士ではないので税金に対する個別のコンサルティングを受けることはできませんが(税理士法というのがあります)、私が行っている節税法に関して概要を語ることに関しては法に触れることもないでしょうからそれについてこのブログで少しずつ語っていきたいと思います。
タケル