フリーランス医の税金②

 前回の記事はこちら。

freelancedoctortakeru.hatenablog.com

 

これを読まれている勤務医の方々は自分が納めている所得税と住民税、また健康保険料と 厚生年金保険料を全部合わせていくら払っているかを把握されているでしょうか?

 

日本は超累進課税を採用している国ですから、所得が増えれば増えるほど税額はもちろんのこと税率まで増えていく国です。

 

所得税率は現在最高で45%、これに住民税は一律10%ついてくるので最高で約55%の税金を課せられることになります。

実際には復興所得税というのも追加されているのですが、ここでは話が煩雑になってしまうので省略します。

 

単純計算で行くと年収4千万円を超える人はそこから更に1万円稼いでも5500円は国に没収されるという計算になります。

 

私が年収3000万円を超えていた時には、所得税と住民税だけで約1千万円を納税していました。

気が遠くなるような数字です。 

 

でも実際はもっとひどいのです。

 

実はこれ以外に社会保険料が大きいのですが、ほとんどのサラリーマンはそれに気付いていません。

 

なぜなら社会保険料の負担は厚生労働省があえてわかりにくい仕組みにして巧妙に負担額を少なく見せているからです。

 

次回はそこについて解説をしたいと思います。